収入や地位を求めるなら獣医になっちゃいけません

  • 1月 15, 2020
  • 2月 17, 2020
  • 獣医師
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この記事はこんな人向け
  • これから獣医を目指す人
  • 獣医になったらお金持ちになれると思ってる人

こんにちは、のけものです。

皆さん、獣医師ってどんなイメージですか?

頭よさそう?
お金持ってそう?

僕の経験から獣医師の理想と現実のギャップについてお話します。

 

獣医さんって頭良さそう!なんて思うのは一部の人だけ。

獣医師を目指す人なら獣医学部の偏差値の高さはすでに知っているでしょう。
獣医師は、医師、薬剤師、歯科医師と同様に6年制の大学を卒業する必要があります。このような受験難易度や制度を理解している人からは、「獣医さんですか?すごく勉強頑張ったんですね!」というリアクションを頂けて、内心ドヤ顔もできますが、現実は違います。

僕の経験上、職業や資格に関する話になった時、多くの場合は

「獣医さんって専門学校?」

「6年も大学に行くの?医学部じゃないのに?」

なんて反応の方が多かったです。

興味のない方からすれば当然と言えば当然なのですが、少し悲しい気持ちにはなります。

獣医師免許には難易度に見合う社会的ステータスは存在しません。

もし獣医師免許に社会的ステータスを求めているのなら、他の資格の取得をおすすめします。

獣医さんって儲かるでしょ?真逆です。

厚労省のH30年度の統計によると獣医師の平均年収は35歳で600万円程度だそうです。これは平均的なサラリーマンより若干高い水準だそうです。

データはないのですが、僕は実際の獣医師の給与はこの数字より少ないと考えています。

その理由なのですが、薬剤師の平均年収も約600万円と言われているのですが、求人情報を見る限り、大部分の求人で薬剤師の方が給与が高い傾向があります。

また、獣医師は雇用先が個人事業主や小規模の会社である場合が多く、大企業や病院等で需要のある薬剤師と比べると福利厚生の面で圧倒的に劣る可能性が高いです。

更に給与を語る上では無視できない拘束時間ですが、獣医師の拘束時間はかなり長い傾向にあります。臨床の現場では入院管理や急患等の対応があり、業務が深夜にまで及ぶ事も珍しくありません。
時給で計算すると、コンビニでバイトした方がマシなんて話も度々耳にします。

勿論儲かっている獣医さんもいますが、それはあくまで一握りです。
ほとんどの獣医さんは、例え開業医であっても年収が1000万円を超える事などほぼありません。

もし獣医師が儲かると思っているならそれは大きな間違いです。

それでも獣医師になりたい?

散々ネガティブな事を言いましたが、もちろん獣医師には良い面もあります。

例えば臨床の現場であれば、沢山の動物と触れ合えますし、動物の扱いに関しては獣医師より裁量権のある資格はおそらくないでしょう。

また、公務員試験の難易度がかなり低いというメリットもあります。
特に地方では公務員獣医師が常に不足しており、定員割れも珍しくありません。

また研究の面では、獣医師で研究の道に進む人があまり多くないため、他の学部に比べて競争が少ないという話も聞いたことがあります。

いかがだったでしょうか?

獣医師を目指す皆さん。

獣医師は、はっきり言って不遇な職業です。

それを跳ね返すだけの「何か」をお持ちでしょうか?

皆さんが後悔のない選択をすることを望みます。

今回はこのへんで。それでは。

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